Izakaya散策151軒目 熊本県熊本市「あめや」
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Izakaya散策151軒目 熊本県熊本市
「あめや」
先日、熊本に初入府しました。
早速、見事に復活した「熊本城天守」の姿を見て登城を果たしました。
有名なこのアングルを初めて目にする事が出来たのも幸運でありましたが‥
現存する「宇土櫓南側の続櫓」や‥
「数寄屋丸二階御広間」等の復活はまだまだ先の様です。今回、目にした「熊本城」の姿には大きな感銘を受けました。それは我々には分からない地元の方たちの心に残る傷とそれが癒されていく姿と重なったからかもしれません。ここを丹念に見て感じて又、来る事を誓って街中に向かいました。しばらく散策を続けていると‥
洋館らしき素敵な建物が目に入りました。良く見るとその洋風な佇まいと反するように‥
一軒の和風な感じのお店があるじゃないですか。
暖簾も掛けられていて‥
「男の隠れ家ここにあり 昭和二十七年創業 あめや」とあります。もしやコレは有名なあの「あめや」さん?これは入るしかないと思い暖簾をくぐると‥
静かな雰囲気の中から「いらっしゃいませ」の声。カウンターに腰をおろしその静かな佇まいと‥
数ある「球磨焼酎」の銘柄を眺めているうちに、これは最高の居酒屋なんじゃないかと直感! 最終的に直感がズバリ的中したので2日連続でお伺いしました。今回は両日の写真を連続で掲載していきます。
カウンターに用意された赤いおぼん。自分だけの酒と肴の世界が堪能できる。絵になります。最高です。1日目は「黒ラベル」を。この店の雰囲気は瓶しかない。だから生ビールは置いてません。
2日目は「ラガー」を。お通しは「温奴」。この「温奴」が素晴らしい。温かさが豆腐の甘味を際立てている。
「あめや」さんは基本、大皿料理。そこからチョイスしたのは1日目が「鯖の煮つけ」・「あげ」・「きんぴら」の3品。
2日目は「ギョロッケ」と「なすニガ」の2品。どれもこれも味がしっかりしているけど濃くはない。とても丁寧に下ごしらえしてるのが良く分かります。
こちらはサービスで出して頂いた「葱ぬた」。「ひともじ」と言う小ネギをぐるぐる巻いて出す「ひともじぐるぐる」が本来の郷土料理だそうです。
2日目のサービスは「焼きナス」。どちらも野菜と言うのが心憎いですね。
それじゃ野菜繋がりで「サラダ」を。見てのとおり「ポテトサラダ」ですがジャガイモの甘味が口の中に広がりビールと良く合います。この「サラダ」は両日とも頂きました。
折角、熊本に来たからには馬刺しを頂かなくてはと言う事で1日目に「特選馬刺し」をお願いしました。
「特選馬刺し」はお母さまが丁寧に切って出してくれます。
それに合わせて「球磨焼酎」を頂きたいのですが全く無知なのでマスターにお薦めを聞いて出してもらったのが「待宵」と言う銘柄。こちらをお湯割りにしてもらいましたがとても優しい味わい。「馬刺し」を口に入れてから合わせると「馬刺し」の旨味が口一杯に広がる。これは最高の組み合わせですね。
もう一杯、お薦めの「球磨焼酎」をマスターに相談すると‥
次に飲むのであればと「吟醸焼酎 阿蘇 産山村」をと出してくれました。これは米の強さを感じますが品があるから優しい。同じ「吟醸」でも「日本酒」とは違った米の解釈かもしれないと感じました。やはり「熊本」は「焼酎王国」なんだなぁ~と1日目はここで店を後にしました。2日目にその事をマスターに訪ねると実は「熊本市」をはじめとする北部は「日本酒」の方が好まれており焼酎は「人吉市」を中心とする「南部」の方が好まれてるとの事。へぇ~と感心していると確かに‥
1日目には気付かなかった全国の「日本酒」あるではないですか。1列に8本で3列あるから24種の銘柄を揃えてる。凄い。後で気付いたのですが「あめや」さんは「瓶ビール(キリン・アサヒ・サッポロ・サントリーの4銘柄全て)」と「焼酎」と「日本酒」しか置いてません。すなわち店先に掲げられていた「男の隠れ家ここにあり」は大人が集う隠れ家=酒場だったんですね。今、想い出してみると妙に納得してしまいます。さて2日目は‥
やはり地酒が呑みたくて熊本市の酒蔵が送り出す「香露」と言う酒を燗にしてもらいました。これも柔らかくて美味しい。やはり「阿蘇伏流水」で仕込んでるからか「焼酎」も「日本酒」も「肴」も旨い!
そこでチョイスした肴は「座禅豆」と「おから」。「座禅豆」とは初耳ですが熊本の昔からの家庭料理だそうで煮豆ですが関東の味付けや触感とはやはり違います。ほんのり甘くそして硬い。この硬さが癖になる! 上の2品は燗酒との相性がバッチリです。
そして最高なのは「南蛮」。いわゆる「南蛮漬け」ですが一般的には「アジ」ですが熊本では「コノシロ」を使うそうです。「コノシロ=コハダ」は関東人も好む魚だけに酢との相性も間違いないと確信の逸品。ここはもう一度「球磨焼酎」にしてみようと思い‥
三度、マスターに選んでもらったのが「山ほたる」をロックで。これはとてもフルーティ。但し優しいから肴の邪魔をしない。
そして最後の一杯として選んでもらったのが「大石」。琥珀色したこの焼酎はブランデー樽等で熟成させたまろやかな酒。これは〆で飲むには最高ですね。さて2日連続でお伺いした「あめや」さん。
年齢を聞いて驚きましたが、とても元気なお母さまと‥
息子さんであるマスターと奥様3人で切り盛りされてらっしゃる創業70年を迎えた歴史ある大人の酒場。静かに流れる空間がたまらなく心地よかったです。必ず再訪したいお店ですね。そしてもう一度、建物を眺めると‥
夜の中でも素敵な佇まいに‥
満月と‥
熊本城が花を添えてくれました。ご馳走さまでした。
「あめや」
熊本県熊本市中央区練兵町61-8
TEL/096-356-8636
営業時間/18:00~22:00
定休日/土・日・祝日
お薦め/ あげ・座禅豆・南蛮 他
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