《浴槽の材質②》
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《浴槽の材質②》
浴槽の材質(種類)には大きく分けて4つあります。今回は「人造大理石/人工大理石」(人大 浴槽)をお話します。「人造」と「人工」と2種の名称がありますが2つは別物。「人造大理石」は読んだ字の如く「人が造った大理石」。「人工大理石」は「人工素材を使用した大理石」。もう少しかみ砕くと「人造大理石」は粉砕した天然の大理石等にセメントや樹脂で固めた物。天然素材を使った物と言えますが、そうでない物もあります。少々、複雑になるのでここでは天然素材としておきます。「人工大理石」はアクリルやポリエステル等の人工樹脂を主成分とした物。こちらは人工素材と言えます。
浴槽においてのそれぞれの特徴・長所・短所を見ていきましょう。
《人造大理石》
【特徴】天然大理石を使用する為、色や模様が商品によって異なる。従ってより自然の趣を感じる。
【長所】①高級感がある②汚れ・傷がつきにくい③色が豊富
【短所】①重量があり硬い為、量産や後付け工事が難しい②お手入れが難しい③高額
長所・短所を見ても一般家庭に浴槽として流通しているケースは珍しく主に高級商業施設に用いられてるようです。それでもご自宅の浴槽が「人造大理石」の場合は他の材質よりも気を使わなければなりません。それは普段のお手入れです。アルカリ性や酸性に弱い特徴の為、シャンプーや石鹸といったアルカリ性類が苦手。又、それを落とすためのクエン酸等の酸性も苦手。さらには入浴剤も苦手といった面もあります。と言う事は入浴後はすぐに水を抜きアルカリ性を洗い流して水滴を残さない。汚れが付いたら柔らかいスポンジで中性洗剤を使って洗う。以上のような配慮が必要になります。そこさえ気を付ければ天然素材の高級感を長く楽しむことが可能です。
《人工大理石》
【特徴】天然大理石を使用せず、合成樹脂(アクリル系・ポリエステル系)を使用。
【長所】アクリル系=①光沢がある②耐久性が高い③高級感がある
ポリエステル系=①アクリル系に比べて安価
【短所】アクリル系=①ポリエステル系に比べて高額
ポリエステル系=①熱に弱い
「人大浴槽」といわれて流通している多くの素材はこの「人工大理石」が用いられています。「人造大理石」に比べれば安価という点があげられますが決して安っぽくは見えずむしろ他の材質(FRP等)より高級感を感じます。お手入れも天然素材を含む「人造大理石」よりも楽なのも長所の1つです。但しここで気を付けてほしいのが楽であると気を許して水を長時間、溜め置き(洗濯水・防火用として)してしまう行為。繰り返しの溜め置き行為が進むと‥
色褪せが始まり、さらに進行すると‥
表面の膨れをおこします。 水の圧力等で一度、症状が出ると元には戻らない現象です。これを防ぐには「人造大理石」と同じく、なるべく水を抜いて水滴を残さず乾燥させるという配慮です。
以上の【特徴】【長所】【短所】を踏まえると高価な分、高級感は楽しめます。但し将来的な交換・メンテナンス‥
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(浴槽カラーコーティング工事は可能ですが透明感は損なわれます)を考えると普段からの使い方に気を使って頂く必要がある浴槽ですね。「人造大理石/人工大理石」の特徴である透明感を長く楽しんで頂くためにも《お風呂のお手入れについて》等を参考にしてもらえればと思います。
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