Izakaya散策177軒目 愛媛県宇和島市「ほづみ亭」
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Izakaya散策177軒目 愛媛県宇和島市
「ほづみ亭 」
愛媛県を「松山」から「宇和島」へ。今回の「宇和島」は生まれて初めての訪問です。その「宇和島」と言えば思いつくのは現存天守を擁する「宇和島城」と「宇和島鯛めし」ですかね。今回はそのどちらも体感します。まずは朝の「宇和島城」へ。
標高80m程の丘陵に建つ「平山城」。山頂までの歩きは程よい朝のトレッキングになりました。「本丸」から見る「宇和島港」の景色は爽快そのもの。ここから市内の北に建つ「和霊神社」まで足を延ばそうと「宇和島城下」へ。
市内を流れる「辰野川」に架かる「穂積橋」。その袂にある風情のある和建築はなんと今晩お伺いしようと思っていた‥
‥
「ほづみ亭」さん。真にここで「鯛めし」を頂こうと考えていました。それは夜のお楽しみとっておいて‥
「宇和島城下」をあちこち散策しながらゴールの「和霊神社」へ。ここで丁寧に挨拶を済ませてから来た道を‥
振り返ると「神幸橋(太鼓橋)」の起伏が良く分かります。そして、その先には石造りの「大鳥居」。背後には「南予アルプス」の「尻割山」がそびえています。
その「神幸橋」に立ち西方を望むと「宇和島港」。夜の帳が下りつつあるのを見てを思い出したのは先程の‥
「ほづみ亭」さん。哀愁に浸っていてもやっぱり居酒屋は外せません。そこで早々に「和霊神社」を後にして向かったのはもちろん‥
夜の明かりに照らされた「ほづみ亭」さん。
暖簾が出てるのを確認すると早速、店内へ。
案内された席に着座するとテーブルの小皿が目に入りました。そこには「鯛はめでたい出あい」の文字が。そうです、そうです ! 今日は「鯛(めし)」目当です。
その「鯛めし」の前に「生」。
そして「小えび塩茹で」と‥
中々、お目にかかれない「亀の手」が華を添えます。よくよく品書き見ると以上の郷土料理以外にも‥
お馴染み「じゃこ天」‥
「伊予豆腐」。そして極めつけは‥
「太刀魚竹巻」。どれもこれも帰ったら食せない物ばかりでついつい頼んでしまいました。「小エビ」と言いながら大きく身の締まったエビを塩茹でで頂く。「亀の手」はまるで亀の手のようですが甲殻類の一種。磯の香り漂う塩味と甘味がとても美味。「じゃこ天」はこちらではお約束の逸品。そして「伊予豆腐」。伊予市名産の豆腐を揚げたもの。最後の「太刀魚竹巻」は見た目もハードでどうやって食すか分からず女将さんにほぐしてもらいました。その手さばきが‥
見事。「太刀魚」が巻かれている竹串を綺麗に抜いてもらってから、その身を頂きます。肉厚の身に特性のタレが塗られ、竹と一緒に炭火で焼かれたその味わいは香ばしくて、とても美味。これは貴重な体験です。
間髪入れず「すだち生搾りハイボール」で喉を潤してから‥
愛媛の名酒「石鎚 吟醸生詰酒」も頂き‥
いよいよメインであり〆でもある「宇和島鯛めし」を。美味い ! 歯応え抜群の鯛と生卵と海苔そして店特性のタレで頂きます。スルスルと入ってしまってアッという間にたいらげてしまいます。でも、ご飯のお代わりも出来るのでお腹いっぱい食べたい人にも安心の一膳です。
ちなみに「ほづみ亭」さんには「宇和島鯛めし」と双璧をなす「宇和島さつまめし」なる郷土料理もあります。こちらの方が万人向きでは、ないかもしれませんが郷土色は断然こっち。「麦味噌」と「鯛のほぐし身」と「鯛の骨のだし汁」が絶妙でこれも箸が止まらない。
「柚子大根」を時折、入れて「石鎚」で流す。この作業を繰り返すことで宇和島を十分、堪能できました。いや~、とても満足な1日でした。
最後は大将に「宇和島郷土料理」の感動を伝えて店を後にしました。最高でした。ご馳走さま !
「ほづみ亭 」
愛媛県宇和島市新町2-3-8
TEL/0895-22-0041
営業時間/11:00~14:00
17:00~22:10
定休日/日曜日
お薦め/ 宇和島鯛めし・宇和島さつまめし・太刀魚竹巻 他
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