Izakaya散策153軒目 大阪府大阪市「だいどこ やまなか」
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Izakaya散策153軒目 大阪府大阪市
「だいどこやまなか」
以前、大阪で訪ねた「立ち呑み・天ぷら やまなか（現 たちのみ やまなか）」。その時から一度は行ってみたいと思っていた「山中 酒の店」へ‥
今回やっと行く事が出来ました。
場所は大阪環状線 芦原橋・今宮駅や大阪地下鉄 大国町駅からあるいて7～8分の場所。ミナミと呼ばれている地区にあります。
この店で多くの若い人がお酒について学び、そこから直営店を任されたり（先の「たちのみ やまなか」もその一つ）、独立店を持ったり（TV等でも度々紹介されてます）とお酒の世界では日本中にとどろく酒販店。その本丸に初めて‥
足を踏み入れてみました。思ったよりも住宅街の中にあるのも驚きですが細長いビルが全く敷居の高さを感じさせないのも安堵しました。大阪のミナミで全くの新参者の僕からしてみれば助かります。
階段を昇ると吹抜けエントランスがありそこから左に入ると店舗。そこには‥
販売コーナーと試飲室があります。その中でも目をひくのは写真奥にある‥
階段を昇った先にある三階の酒貯蔵蔵。
三階全体が酒専用の冷蔵庫だそうで「 火入れ酒」「生酒」「大吟醸・活性にごり酒等」に分かれ‥
それぞれに適した設定温度で陳列されてる様子は圧巻。日本中の酒を一挙に見れるとは酒好きにはたまらない場所ですね。そんな世界でお薦めの店を聞いて向かったのは‥
東にあるいて10分。大国町駅から5分。阪神高速環状線下‥
目の前が木津市場の場所にあり‥
赤い天幕とビニールシートが印象的な‥
「だいどこ やまなか」さん。
店内はコの字カウンターのみのシンプルな造り。
そこに腰をおろしてみると厨房が丸見え。その奥に酒瓶が入った冷蔵庫が見えます。
「常陸野ネストビール 」がら始めます。「やまなか」さんではこのビールが共通なのでしょうね。日本酒蔵が造るクラフトビールは和食にも良く合います。
お通しは「ハマチの燻製・茄子煮浸し・クリームチーズ」。何とも洒落ている。失礼だがビニールシートの飲み屋がこんな物を出すなんて! と思うもさすがは「やまなか」と感心。酒に合う物を良く厳選しています。
それではと、お願いしたのは「徳島鱧と多伎いちじくの天ぷら」。
これに滋賀の「三連星 火いれ原酒」の‥
「ひやおろし」を。これは「やまなか」さんからの試飲のサービス。「いちじく」の甘味と「鱧」のあっさりした旨味が辛口の酒と良く合います。次に選んだ肴は‥
「とうもろこしと生姜のさつま揚げ」。すだちを搾り塩をチョット付ける。美味いなぁ～。
次の酒は和歌山の「黒牛 純米無濾過 生」を燗にしてもらい‥
同じ和歌山で上がった「加太産 真鯛のお造り」を。「黒牛」は安定の美味しさ。「加太産真鯛」は初めてですが良く引き締まっている身と脂が最高。「黒牛」が溶かしてくれます。
それではもう一つ同郷の酒と肴同志を。酒は三重の「るみ子の酒 秋あがり」を燗で。
肴は「三重バイ貝うま煮」を。バイの甘味とるみ子のまろやかさが実に良い。関心するばかりでいると‥
大将が声を掛けてくれました。色々、聞くと「やまなか」さんの酒と肴の厳選さにはうなるばかり。大将もいずれは独立店を持つんでしょうが、ここで揉まれた腕と目と笑顔は揺るがないでしょう。ちなみに東京入谷の「酒処 佗助」さんの若大将とは修行を共にしたそうです。どうりで当たりが柔らかくて素敵な方でした。又、寄らせてもらいます。ご馳走さまでした。
「だいどこやまなか」
大阪府大阪市浪速区敷津東2-2-1 なんば木津まち「〇(えん)」内
TEL/06-6636-3659
営業時間/17:00～23:00(月～金)
定休日/日・月・祝日
お薦め/ 本日のお品書き
https://yamanaka-sake.jp/daidoko/
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