Izakaya散策189軒目鳥取県米子市「あやめ亭」

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Izakaya散策189軒目鳥取県米子市

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「あやめ亭」

9年振りの鳥取県。訪れたのは「米子市」。初めての来訪です。そこで出会った居酒屋は家族経営の素敵な居酒屋さんでした。そちらを紹介していきます。その前に‥

訪れたのは国指定史跡「米子城跡」。米子の中心市街地にある標高約90mの山に築かれた「平山城」。明治までは大小2つの天守が建つ壮麗な姿だったそうです。

現在は石垣や礎石が当時のまま残されています。

「天守台」から見る「大山」と‥

「中海」。この2つはそれぞれ「ダイヤモンド大山」と「オレンジロード」と呼ばれる姿をある時季の朝日と夕日に合わせて見る事が出来るそうです。残念ながら訪ねたのは季節も時間も違います。いつかは見てみたいですね。それでも快晴の中で見る両者は素晴らしかったです。この青空から‥

全く違った雰囲気の場所へ。このダークな感じのビルの中にお目当ての居酒屋があります。

何処なんだろと2階へ上がる階段も覗きながら‥

奥へと進みましたがここまで来る必要はありません。もっと手前にあります。このダーク感の中に‥

ひと際、温かさを醸し出しているのが‥

「あやめ亭」さん。下調べをしましたが特に噂を聞いて来たわけではなく何となくのIzakaya感でのチョイスです。

店内はいたってシンプルな普通の飲み屋さん、といったところでしょうか。カウンターが数席と広めの小上がりが3卓。気取らない雰囲気が一見の身でも落ち着かせてくれます。壁面に飾る女性の絵。誰なんでしょう？

スマホを持つ女性ですから最近の絵ですね。それはともかく‥

「生」で乾杯です。

お通しは「バイ貝」。さすが日本海ですね。

定番「ポテトサラダ」も頼みます。「ポテサラ」は日本中どこの居酒屋にも大体ありますが全く地域性は無いと言うのが僕の考え。それよりもお店によって味の違いが強い印象。東北地方の何処かで食べた「ポテサラ」が九州のこのお店の味に近い、なぁ～んて事が良くあります。「あやめ亭」さんの「ポテサラ」はマヨ少な目でポテトの食感を残している、そんな感じ。美味しい。つい最近、何処かで食べたのに近いなぁ～。

その味につられて「赤星」を。そして‥

「白ネギ天ぷら」と‥

「新玉ねぎ天ぷら」。どちらも甘くてカラッとして好食感。

そこには地元の酒「稲田姫」の燗を。そう言えば表の提灯には‥

「おでん」とありましたよね。

それじゃ「イワシ団子」と「大根」を頂きます。初めて食す山陰の「おでん」は出汁が程よく染み込んでとてもシンプル。美味いね～。

最後は山陰の地魚を。左上から「えのは・芋がつお・赤水・白いか・白バイ・真あじ」の6点盛り。初めて聞く名は「えのは・芋がつお・赤水」の3品。それぞれ「ヒイラギ・キジハタ・ソウダガツオ」を山陰ではこう呼ぶそう。柔らかさとコリコリ感がマッチしるのは新鮮さのあかしでしょう。美味しいですね。