戦国武将を訪ねて…「桶狭間の戦い」 後篇
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戦国武将を訪ねて…「桶狭間の戦い」後篇
先日「桶狭間」で‥
「織田信長」公と‥
「今川義元」公が相見えた瞬間をやっと感じにいく事ができた。
当時「鳴海城」や「信長」公の入った「善照寺砦」は入江の側だった。現在は埋立てが進んでそんな様子はまったく感じられない。しいて言えば写真の表示や「鳴海」という字で感じれるくらいか。
「善照寺砦」は標高15ｍの丘の上にあり眼下の「鳴海城」や伊勢湾が良く見えたハズ。そこから「織田軍別働隊」の主力等50騎が討ち死にするのを見た「信長」公の次なる行動には2つの説がある。1つは従来、通説とされてきた「義元」公本陣の横腹を衝く「迂回説」。もう1つは「義元」公本陣の正面を衝く「正面攻撃説」。現在は「正面攻撃説」が有力説となってきている。この「正面攻撃説」に従って足取りを追ってみた。但し最終的な戦闘場所も2つある。まずは「桶狭間山」の西にある「桶狭間古戦場公園」周辺。
「織田軍」は「善照寺砦」の南にある「中島砦」に移動。ここは高台にある「善照寺砦」と違い明らかに低い位置にある。又、現在でも2つの川の合流地点にある。「信長」公はここから、さらに「義元」公本陣に向け進激を開始。史実ではこの時、大粒の雨が降り出した。僕が行った時は快晴で流石にその雰囲気まで体感する事はできなかった。
坂の上が「桶狭間山」の最高所。この辺りに「今川軍」が陣を張っていた。
この辺りからだと当時は「高根山」や「中島砦」も良く見えたそうだ。
そして「桶狭間山」の最高所より一段、低いこの場所に「義元」公は陣を張り先の「丸根砦・鷲津砦」の陥落を聞き満足してお気に入りの謡を3番うたわせていた。そして、ここにも大粒の雨が降り出し始めた。その時「信長」公は‥
「義元」公本陣が「桶狭間山」にて休憩中の報を得て豪雨の中、向こうに見える「桶狭間山」に確実に近づいていた。そして‥
この場所に陣を張り‥
豪雨がやんで晴れ間がのぞいたその時「義元」公本陣めがけて一気にこの坂を駆け上がった。
結果は「義元」公以下の首級が取られ「織田軍」の劇的な勝利で終わった。
最期の地である「桶狭間古戦場公園」には「義元」公の墓碑がある。
又、山裾には「信長」公が戦死者を埋葬する為に作らせた「石塚」がある。最近まで残っていた塚の1つが「七ツ塚」として整備された。
以上が「桶狭間古戦場公園」周辺における「桶狭間の戦い」。今回この場所をガイドして頂いたのは‥
「桶狭間古戦場保存会 副会長 梶野」さんと
「安藤」さん。「梶野」さんに「桶狭間古戦場公園」内の戦況ジオラマ解説を、「安藤」さんに実際の両者の着陣場所を案内して頂きました。この後もう1つの戦闘場所に行ってみた。
「織田軍」は「善照寺砦」の南にある「中島砦」に移動。ここは高台にある「善照寺砦」と違い明らかに低い位置にある。又、現在でも2つの川の合流地点にある。「信長」公はここから、さらに「義元」公本陣に向け進激を開始。史実ではこの時、大粒の雨が降り出した。僕が行った時は快晴で流石にその雰囲気まで体感する事はできなかった。
そして「信長」公は豪雨がやむのを見計らったように「義元」公本陣めがけて一気にこの坂を駆け上がった。
結果は「義元」公以下の首級が取られ「織田軍」の劇的な勝利で終わった。ここが「桶狭間山」の北にある「桶狭間古戦場伝説地」‥。
この場所が「義元」公最期の地と言われており‥
ここには「義元」公以下、7つの石碑がある。写真の「一号碑」がまさに「義元」公戦死の場所。
「二号碑」は「松井宗信」戦死場所。「三号碑」以下の「今川軍」の武将の氏名は不詳である。
「桶狭弔古碑」。
この地は文部大臣から史跡「桶狭間古戦場伝説地」の管理者に指定されている。そして、この戦闘場所をガイドして頂いたのは‥
「とよあけ桶狭間ガイドボランティア 三代」さんと
「別府」さん。石碑について丁寧に説明して頂きました。さて2つの戦闘場所を見たがどちらでも戦いは行われただろう。但し「義元」公の首がどちらで取られたかは分からない。もしかしたら2つ以外の場所かもしれない。現地で色々、想像してみるのも楽しかった。そして最後に訪ねたのが‥
「曹源寺」の住職が「桶狭間の戦い」の戦死者を集めて葬った‥
「戦人塚」。ここで戦死者の冥福を祈り「桶狭間」における両者の道のりを思い返して、この旅を終えた。
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戦国武将を訪ねて…「桶狭間の戦い」後篇先日「桶狭間」で‥
「織田信長」公と‥
「今川義元」公が相見えた瞬間をやっと感じにいく事ができた。
当時「鳴海城」や「信長」公の入った「善照寺砦」は入江の側だった。現在は埋立てが進んでそんな様子はまったく感じられない。しいて言えば写真の表示や「鳴海」という字で感じれるくらいか。
「善照寺砦」は標高15ｍの丘の上にあり眼下の「鳴海城」や伊勢湾が良く見えたハズ。そこから「織田軍別働隊」の主力等50騎が討ち死にするのを見た「信長」公の次なる行動には2つの説がある。1つは従来、通説とされてきた「義元」公本陣の横腹を衝く「迂回説」。もう1つは「義元」公本陣の正面を衝く「正面攻撃説」。現在は「正面攻撃説」が有力説となってきている。この「正面攻撃説」に従って足取りを追ってみた。但し最終的な戦闘場所も2つある。まずは「桶狭間山」の西にある「桶狭間古戦場公園」周辺。
「織田軍」は「善照寺砦」の南にある「中島砦」に移動。ここは高台にある「善照寺砦」と違い明らかに低い位置にある。又、現在でも2つの川の合流地点にある。「信長」公はここから、さらに「義元」公本陣に向け進激を開始。史実ではこの時、大粒の雨が降り出した。僕が行った時は快晴で流石にその雰囲気まで体感する事はできなかった。
坂の上が「桶狭間山」の最高所。この辺りに「今川軍」が陣を張っていた。
この辺りからだと当時は「高根山」や「中島砦」も良く見えたそうだ。
そして「桶狭間山」の最高所より一段、低いこの場所に「義元」公は陣を張り先の「丸根砦・鷲津砦」の陥落を聞き満足してお気に入りの謡を3番うたわせていた。そして、ここにも大粒の雨が降り出し始めた。その時「信長」公は‥
「義元」公本陣が「桶狭間山」にて休憩中の報を得て豪雨の中、向こうに見える「桶狭間山」に確実に近づいていた。そして‥
この場所に陣を張り‥
豪雨がやんで晴れ間がのぞいたその時「義元」公本陣めがけて一気にこの坂を駆け上がった。
結果は「義元」公以下の首級が取られ「織田軍」の劇的な勝利で終わった。
最期の地である「桶狭間古戦場公園」には「義元」公の墓碑がある。
又、山裾には「信長」公が戦死者を埋葬する為に作らせた「石塚」がある。最近まで残っていた塚の1つが「七ツ塚」として整備された。
以上が「桶狭間古戦場公園」周辺における「桶狭間の戦い」。今回この場所をガイドして頂いたのは‥
「桶狭間古戦場保存会 副会長 梶野」さんと
「安藤」さん。「梶野」さんに「桶狭間古戦場公園」内の戦況ジオラマ解説を、「安藤」さんに実際の両者の着陣場所を案内して頂きました。この後もう1つの戦闘場所に行ってみた。
「織田軍」は「善照寺砦」の南にある「中島砦」に移動。ここは高台にある「善照寺砦」と違い明らかに低い位置にある。又、現在でも2つの川の合流地点にある。「信長」公はここから、さらに「義元」公本陣に向け進激を開始。史実ではこの時、大粒の雨が降り出した。僕が行った時は快晴で流石にその雰囲気まで体感する事はできなかった。
そして「信長」公は豪雨がやむのを見計らったように「義元」公本陣めがけて一気にこの坂を駆け上がった。
結果は「義元」公以下の首級が取られ「織田軍」の劇的な勝利で終わった。ここが「桶狭間山」の北にある「桶狭間古戦場伝説地」‥。
この場所が「義元」公最期の地と言われており‥
ここには「義元」公以下、7つの石碑がある。写真の「一号碑」がまさに「義元」公戦死の場所。
「二号碑」は「松井宗信」戦死場所。「三号碑」以下の「今川軍」の武将の氏名は不詳である。
「桶狭弔古碑」。
この地は文部大臣から史跡「桶狭間古戦場伝説地」の管理者に指定されている。そして、この戦闘場所をガイドして頂いたのは‥
「とよあけ桶狭間ガイドボランティア 三代」さんと
「別府」さん。石碑について丁寧に説明して頂きました。さて2つの戦闘場所を見たがどちらでも戦いは行われただろう。但し「義元」公の首がどちらで取られたかは分からない。もしかしたら2つ以外の場所かもしれない。現地で色々、想像してみるのも楽しかった。そして最後に訪ねたのが‥
「曹源寺」の住職が「桶狭間の戦い」の戦死者を集めて葬った‥
「戦人塚」。ここで戦死者の冥福を祈り「桶狭間」における両者の道のりを思い返して、この旅を終えた。
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